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森山大道スニーカーを作る

 

ギャラリーに訪れたフラワーマウンテン デザイナー太田圭輔氏に森山大道氏との

コラボレーションスニーカーについてお聞きしました。

ーーーようやくスニーカーが出来上がりました。森山大道×フラワーマウンテン のコラボレーションスニーカー作ってみませんか?とILAからお声がけして取り組んでみていかがでしたか?
太田
お話をいただいた時、やるしかないと思いました。光栄でした。いやぁ〜難しかった...苦しみましたね。
あまりにも膨大の量の写真の中から、写真を選ばなければならなかったわけです。靴のパーツパーツってとても小さいので、
切り取ったりして森山大道が表現されるのか?ただ真っ黒な靴になってしまうかもしれない.....
ーーーそうはしたくない、では何をどう選び形にしていくかですよね。今回スニーカーの設計図の作品も作ってもらいましたが、
写真をどのように切り取ってたのですか?
太田  
1枚の写真から全部のパーツを切り取っても成立しないので、ひとつの靴に3枚から多いので6枚の写真から
パーツ切り取られています。今回のスニーカーは機械の型抜きはできないので、布は1枚づつ手作業で切り取って制作しています。」
ーーーそれは、大変な作業ですね。ハンドメイドですね。
太田
はい、サイズもそれぞれなので、大変な作業です。工場に頑張ってもらっています。
森山大道氏の黒を出すのが難しかった。特に猫は、何度もやり直ししました。黒猫と白猫のシンメトリーの
面白いスニーカーになりました。
 
ーーーー今回、実際商品になった以外にも、たくさんデザインしていただきましたね。
どれもとてもユニークで、展覧会では紹介していています。来廊した方が「あれいいけどな〜」「これめちゃくちゃ面白いですね」「しばらく飾って置くことにする」皆さん感想を聞かせてくださいます。
太田ーーとても、嬉しいですね。
ーーーー作品のセレクトについてですが、フラワーマウンテン のコンセプトにある動植物や自然を切り出した情景をコンセプトにしているものを選ぶという選択はなかったのですか?
太田
はじめは追っていました。植物や動物を選ぶことは出来た訳です。でも選んでいるうちにそれは違うぞ。そんなことではないぞ!と最終的には直感。もっと自由に選んでいました。もっと面白いことやってみたい!と思ってからは吹っ切れました。やり切ることで、新しい世界観が生まれたと思います。今後も大事に育てていきたいスニーカー です。
ーーーー展覧会に「keep walking project」というタイトルをつけました。どんな思いがありますか?
太田  路上スナップで撮った森山さんの写真をスニーカーにして路上に返す。歩き続けるためのスニーカーです。
ーーーーいいですね。世界中の人が、森山大道のスニーカーを履いて路上を歩くことで作品と共に歩いて行けたら、どんなに楽しいことでしょう。いろんなストーリーができそうですね。2021年スニーカー を履くのが待ち遠しいです。